2008年
10月
01日
(水)
18:08 |
編集
海外の縫製技術が向上し、
時代と共にピンクハウスも生産工場を海外に移してきました。
しかし、25年たった今も変わらずに日本で行っている工程、それがプリント生地作りです。
いくつもの版を重ねても、際立つプリントの輪郭、繊細な絵の美しさ。
ピンクハウスの誇りである「プリント」は、
世界最高峰の日本の技術で、たくさんの人の手を介して作られています。
ここでは、そのプリントの作成工程をご紹介いたします。
2008年春コレクション『ずずらん』プリント
プリントの色を重ねて行く様子を紹介しております。
ピンクハウス『チェリープリント』
インゲボルグのプリントについてもご紹介しております。
インゲボルグ『プリントの作り方』
2008年
10月
01日
(水)
15:32 |
編集
ピンクハウスのプリントの多くは、10~16版を重ねて手捺染で作られます。
一色ずつ色を重ねて行く過程で、少しでも版がずれるとプリントの精巧さが失われる、
とても緊張感を要する作業です。
ご紹介するのは、2008年秋のチェリープリント。
版を重ねるごとに、少しずつ色が増えて立体感と華やかさがプリント一面に溢れます。
一版目

二版目

三版目

四版目 カゴの色が加わりました。

五版目

六版目 葉に深みのある緑が加えられました。

七版目 バラに淡い色味が入りました。

八版目

九版目 バラの花にやや濃い目の色が加わり、立体感が出ました。

十版目 カゴの色が更に濃くなりました。

十一版目 チェリーに濃い目の赤を加えました。

十二版目 カゴに更に色を加え、リアルがな感じが出ました。

いかがですか?
六版目と七版目、八版目と九版目は本当に微妙な違いなので、
画像ではおわかりになりにくいかもしれません。実際の生地を見ても、すぐには分かりません。
しかし、じっくり見比べると、濃淡やグラデーションを加えているのが分かります。
この微妙な色が加わらないと、のっぺりとした、立体感のないプリントになってしまいます。
このように色を重ねて行く捺染方法の場合、
少しでも版がずれてしまうと輪郭の美しさが損なわれてしまいます。
チェリーの茎の部分もわずか1.5ミリほどの幅に2色が載っているのが分かります。
熟練の技師さんが一版ずつ重ねるという作業によって紡ぎ出されるプリントは、
決して機械に取って代わることのできない、日本の誇れる技術のひとつです。
ピンクハウス『プリントの作り方』
一色ずつ色を重ねて行く過程で、少しでも版がずれるとプリントの精巧さが失われる、
とても緊張感を要する作業です。
ご紹介するのは、2008年秋のチェリープリント。
版を重ねるごとに、少しずつ色が増えて立体感と華やかさがプリント一面に溢れます。
一版目

二版目

三版目

四版目 カゴの色が加わりました。

五版目

六版目 葉に深みのある緑が加えられました。

七版目 バラに淡い色味が入りました。

八版目

九版目 バラの花にやや濃い目の色が加わり、立体感が出ました。

十版目 カゴの色が更に濃くなりました。

十一版目 チェリーに濃い目の赤を加えました。

十二版目 カゴに更に色を加え、リアルがな感じが出ました。

いかがですか?
六版目と七版目、八版目と九版目は本当に微妙な違いなので、
画像ではおわかりになりにくいかもしれません。実際の生地を見ても、すぐには分かりません。
しかし、じっくり見比べると、濃淡やグラデーションを加えているのが分かります。
この微妙な色が加わらないと、のっぺりとした、立体感のないプリントになってしまいます。
このように色を重ねて行く捺染方法の場合、
少しでも版がずれてしまうと輪郭の美しさが損なわれてしまいます。
チェリーの茎の部分もわずか1.5ミリほどの幅に2色が載っているのが分かります。
熟練の技師さんが一版ずつ重ねるという作業によって紡ぎ出されるプリントは、
決して機械に取って代わることのできない、日本の誇れる技術のひとつです。
ピンクハウス『プリントの作り方』
2008年
10月
01日
(水)
14:30 |
編集
インゲボルグのプリントは、いくつもの工程を経て作られます。
なかなかお目にかけることのない、プリント作成のプロセスをご紹介いたします。
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2008年秋のコレクション
「ガルデニア・ドゥ・アニベルセール」
「マーブルローズ」
こちらもご覧ください。
ピンクハウス『プリントの作り方』
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