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映画「旅情」とインゲボルグ
2002年 04月 05日 (金) 14:21 | 編集
関東の桜は終わってしまいましたが、新緑の季節の到来も間近ですね。
もうすぐ一斉に芽吹きそうな、そんなエネルギーを木々から感じます。

さて、インゲボルグのフェアがスタートしました。
皆さんはキャサリン・へップバーン主演の『旅情』という映画をご存知でしょうか。
1955年に作られた古い映画ですが、インゲボルグにとって主演のキャサリン・ヘップバーンは
ミューズ(芸術の女神・インスピレーションの源などの意)ともいうべき存在で、
この映画にはインゲボルグの原点がたくさん詰まっています。

小さな貝ボタンが並んだストライプや白いウェストマークのワンピースのシルエット、
制服風のジャンパースカートは修道女のように禁欲的ですがとてもエレガンスです。
ラストシーンで手渡された「くちなし」が
インゲボルグを象徴する花であることは言うまでもありません。

やはり素敵なのは凛として気品がある、彼女の着こなしです。
物語の設定は、「アメリカで秘書として働いている48才のハイミス、ジェーンは
休暇を取って憧れの水の都ベニスにやってくる…。」という話しなのですが、
実際の彼女も設定年齢に近く、年とともに加わったシワが笑顔に愛嬌を与えます。

それでもさりげなく立てた衿や、第1ボタンまできちんと留めたシャツの着こなし、
あるいはデコルテの開いたドレスで首に巻いたジョーゼットのスカーフが、
年齢と共に加わったシワを上手にカバーしていることに気付きます。

このところ、首のシワを目立たなくする化粧品が話題になっていますが、
やっきになってシワ取りをするよりも、キャサリン・へップバーンのように
有りのままの自分を受け入れ、それでいて美しく輝いているような、
インゲボルグはそんな女性のための服であると思います。
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