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プレスからのお知らせです。
「香水」にまつわるミニ知識
2002年 05月 31日 (金) 14:37 | 編集
「香水」は総称で、含まれる香料の濃度などによって以下のように分類されます。

【Perfume】 パルファム 
アルコール純度・90~95度/香料の濃度・15~30%/香りの持続時間・5~7時間
濃度が高く、重厚で華やかな香りが特徴で、少量でも香りが持続します。
調香師の意図が明確に現れます。パーティなどのフォーマルな席に。

【Eau de Parfum】 オー・デ・パルファム 
アルコール純度・85~ 90度/香料の濃度・10~15%/香りの持続時間・5時間以内
香水に次いで濃度の高いもので、香水とオー・ド・トワレの中間に位置します。
単にパルファムを希釈しているのではなく、最も美しい香調であるように調整されています。
香立ちもソフトなので、湿気の多い日本での利用者が多いです。

【Eau de Toilette】 オー・ドゥ・トワレ
アルコール純度・80~85度/香料の濃度・5~10%/香りの持続時間・3時間ぐらい
“Eau” は「水」、“Toilette”は、「みだしなみを整える」の意。
パルファンに較べるとお値段も手頃で、
香りも軽くソフトなので日常生活やオフィスで気軽に使えます。
香りの初心者向けといったところですね。

【Eau de Cologne】 オー・デ・コロン
アルコール純度・75度~80度 /香料の濃度・3~5%/香りの持続時間・1時間ぐらい
「Cologne」 とはドイツの都市、ケルンのことで、「Eau deCologne」 はケルンの水という意味。
ケルンの水にわずかに芳香があったことに由来しています。
香りが飛びやすいので、スポーツや入浴後などにたっぷりと使って気分転換に。
柑橘類を加えた香りが多く、フレッシュでシンプルな香り方をするのが特徴です。

それぞれの香水には付けた直後から、トップノート、ミドルノート、ラストノート
と、時間に伴って3段階の変化があり、購入時はその香水の個性が一番強く出る、
ミドルノートの香りで判断すると良いいいます。ぜひ参考にしてください。
(ノートとは香調のことですが、音符のことでもありますね。)

【トップノート】
つけた直後から 5~10分前後の香り。
主な香料として揮発性の高いスパイス系やグリーン系、オレンジ、レモン等のシトラス系の
ラベンダー、アルデヒド、ミモザなど、比較的すぐに飛んでしまいます。

【ミドルノート】
つけてから30分後ぐらいに現れる香り。
主な香料として、すずらん、バラ、ジャスミン、バラ、ライラックなどフローラル系の
香りやピーチ等のフルーティ系、シナモン、バジルなど、
その香りの個性と特徴を最も表現するパートです。

【ラストノート】
2~3時間後くらいから香り立ち、消えるまで持続する香り。
ミドルノートのフローラル系の香りはよりまろやかになり、
主な香料として深みや温かみのあるサンダルウッド、
バニラ、オークモス、ムスク、アンバー、白檀など、
残香性の高い動物性香料、オリエンタル系が残ります。

香水は元々の原料が発する香りの他に、肌に付けることで温められ、
本人の体臭とまざることでさらに個性的な香りとなっていきます。
香水は揮発性の物ですから、下から上へと香りが立ち昇るという特性があります。
そのため、着ける際は身体の中でもより体温の高い場所や、脈打つところに着けると効果的です。
耳の後ろや手首に着ける仕草は優雅で美しいものがありますね。

香水のミニ知識、いかがでしたか?
ドレスアップの最後の仕上げの香水が、その日の気分を左右することもありますね。
マナーを守り、お洋服と同じに上手に装えば、素敵なパートナーになってくれるでしょう。
インゲボルグ・ブランド創設20周年
2002年 05月 30日 (木) 14:32 | 編集
インゲボルグがブランドの創設から20周年を迎えました。
皆様に愛され、今年インゲボルグはブランド創設から20周年を迎えることになりました。
その記念すべき年に、オードパルファム"コサージュ"を発売いたします。

オリジナルの香水作りは、まず調香師さんにインゲボルグのイメージを伝えることから始まりました。
イメージを洋服にするという過程は、数え切れないほど行ってきたインゲボルグチームですが、
言葉を香りに置換えるという、未体験の香水作りのプロセスは、
想像以上に困難な作業だったようです。

製作に関わったプレス担当者によると、イメージのベースとなる香りをかぐだけでも数百種類、
これだけになると到底鼻が利かなくなりそうですが、
外気に触れたり(自分の肌の匂いをかいでリセットする方法もあるそうです)、
リフレッシュしながら続ける内に、不思議と香りがかぎ分けられるようになるそうです。

それこそ、試しに使ったポストイットでさえも紙と糊の匂いがして、
世の中に香りのない物はないと実感したというのですから、
集中力次第でまだまだ人間の潜在能力は覚醒できるのかもしれません。

また、バラひとつとってもエジプト産なのかフランス産なのかで値段が変わることや、
CHANELなどでは自社農園で花を育て、
収穫時期なども細かく決めることでオリジナリティの高い香水を作っていると知り、
奥の深さと香水が日常に深く根付いている国の、並々ならぬ力の入れように驚嘆したそうです。
ちなみにインゲボルグはくちなしの香りをベースに、
「フランスの夕方4時」のイメージで作られました。

甘やかにくちなしが香りだす、黄金の「誰(た)そ彼(がれ)時(どき)」。
凛として美しい、インゲボルグを選ぶ女性にふさわしい"コサージュ"が誕生しました。

※オードパルファムは販売を終了いたしました。
フォークロアの風
2002年 05月 25日 (土) 14:30 | 編集
1980年代に流行したフォークロアを再度街中で見かけるようになりました。
着ている当人は流行の再燃であることなど知る由もないでしょうが、
80年代のフォークロアブームの発信源は他ならぬピンクハウスでありました。

80年代は一気にデザイナーズブランドが花開き、
際立った個性がぶつかり合う時代でもありましたが、
女性が本質的に持っているやさしさや母性、
かわいらしいものへの憧れから、
ピンクハウスを好まれた方も多かったのではないでしょうか。

バブル前夜の高揚感が社会全体にみなぎっていた時期ではありましたが、
少なからず今よりは世の中も殺伐としたところはなく、
女性も肩肘を張ることなくやさしいままでいられた時代でもあります。

あれから20年、ひとつの雑誌がトレンドを左右するようなこともなくなり、
また、大きな流行の波を感じることも少なくなりました。

今再び、ロマンティックラインの流行のめぐり合わせで、
時代とシンクロしたような感じですが、ピンクハウスの根底に横たわる、
やさしさや暖かさという本質的な部分は、昔も今もかたくななまでに変わりません。

フォークロアとは、民俗学などのことを指し、
洋服で言うと民俗調の服や庶民の普段着、
結婚式などで用いる装飾的なスタイルや図案のことを言います。

ファッションが時代の鏡というのであれば、
このところの陰鬱な世の中の風潮に誰もが少し嫌気が差し、
ほんわり、人にやさしくなれるようなものに目を向けたくなった現れなのかもしれませんね。
母の日によせて
2002年 05月 10日 (金) 14:27 | 編集
5月12日は「母の日」ですね。
母の日の発祥は近代でもあるのでしっかりと記録にあり、そもそもの起こりは、
アメリカで1907年にアンナ・ジャビーズ女史が、
教会学校の教師だった亡き母の追悼会に白いカーネションをたむけ、
参会者に配ったのが始まりと聞きます。

1914年にはアメリカの全州で5月の第2日曜日を「母の日」とする議案が
大統領より正式に発布され、国家的な行事となりました。
日本へは大正初期からキリスト教会などによって広まり、
定着したのは戦後になってからです。

「母の日」が法律に制定される背景には、
当時は当時なりの「荒れる若者」を問題視する社会風潮が後押しした感もあるようですが、
ひとりの女性の提案からはじまったことが急速な勢いで全土、
そして日本にまで広がるに至ったのに驚きます。

母親の大切さ、母親への愛はやはり万国共通で、
共同理解が制定につながったという気がしますね。
「父の日」の認知の低さが申し訳ないくらいです。

昨今、「母の日」は百貨店などでの大きな行事のひとつとなっていますが、
(かくいう私達も皆様にご提案させていただく立場ではありますが…。)
お母様が亡くなられた方や、あるいはご自身がお母様になられた方も、
この日は形にとらわれず、日頃の感謝の気持ちを伝えたいものです。

もともとカーネションはジャビーズ女史のお母様が好きだった花。
---母の好きなものは何だろう。
改めて思い起こして見る日かもしれません。
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