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プレスからのお知らせです。
ゆく年、くる年
2002年 12月 27日 (金) 15:00 | 編集
クリスマスはいかがお過ごしでしたか?
余韻を感じる間もなく、街並みは早くも正月仕度に早変りしてしまいました。
Web Roomも明日、28日より1月5日までお休みをいただきます。

さて、私はこの正月休みは、買いためた本とDVD鑑賞に費やすことになりそうです。
今年は販売用DVDがVHSの本数を上回ったといいますから、
レコードのCD化が進んだように、またあっと言う間にDVDに席捲されてしまうかもしれません。
そして私達もいつの間にか順応してしまうのでしょう。

こんな話に皆さんは興味があるかなと思いつつ…ですが、
昔の映画など価格の安いDVDが出ていると嬉しさのあまりつい買ってしまいますが、
VHSは基本的にマスターテープをダビングして量産するために、
相当数のデッキが必要だそうですが、
DVDは媒体そのものをプレスすれば、量産が可能なので価格が抑えられるのだそうです。

画質の良さや情報量の多さもDVD購入の動機になりますが、
ワイドテレビのおかげで劇場で観たオリジナルサイズでの再生ができるので、
1人のシーンだと思っていたショットが実は画面の端にもうひとりいた、
などという発見もあります。

そう言えばかなり昔、「人間の証明」という日本の映画をテレビで放映した時に、
アップになったタイトルが、テレビ画面のサイズの関係で「証明」という字の左側、
言と日が欠けて「人間の正月」になっていたことがあり、
少し笑った記憶があります。

さて、話しをムリヤリお正月に持っていったところで・・・、
来る年も、どうぞ変わらぬご愛顧をお願いいたします。
よいクリスマスを!!
2002年 12月 18日 (水) 14:58 | 編集
聖歌隊で昔テノールを担当していた友人が、
グレゴリオ聖歌などを歌っている時、本当に時々だけど、
声が共鳴して天井から別の声が聞こえることがあると言っていました。

関西出身のその友人は、
それは歌っている聖歌隊の中でも何人かしか気付かない、
でも、お客さんの中で何人か、気が付く人は気が付く。
私達はそれを「神さんの声や」と呼んでいたんですよ、と言いました。

教会の天井やドームはもともと声の反響を考えて造られているそうですが、
もしかすると昔の人もその声を聞いていたのかもしれません。

私もいつかぜひ、その「神さんの声」を聞いてみたいものです。
それでは、皆さま、よいクリスマスを!!
オリオン座とさそり座
2002年 12月 13日 (金) 14:56 | 編集
さて、12月です。
今年を振り返る時期がやって参りました。
Webチームも年末に向けて何やら忙しく、
会社を出る頃には冴え々とした月がすでに頭上高く輝いています。

冬はしんと輝く月と、もうひとつ、オリオン座を見るのが好きです。
神話のオリオンは、海神ポセイドンとアマゾンの女王エウリアレの間に生まれ、
優れた狩人としてその名を馳せていました。
また、美しい容貌と人並み外れた体躯の持ち主でもありました。

一般的な伝承では、オリオンはその狩人としての資質を鼻にかけ、
神々の妬みをかったために、放たれた蠍に刺され、その命を落とします。
そのため、夏の星座である蠍座とは同じ夜空に輝くことはなく、
オリオンは蠍が沈む冬になると夜空に輝くのだといいます。

もうひとつの話は、蠍とは関係がなく、オリオンは月と狩の女神アルテミスに愛されますが、
それを知ったアルテミスの兄、太陽神アポロンの計略によって、
アルテミス自らに射殺されてしまいます。

アポロンに弓矢の実力をそそのかされたアルテミスが、
遠く光る的をオリオンその人とは知らず、矢を放ってしまったのです。
嘆き悲しんだアルテミスが、せめて自分が天の道を通る時にいつでも見えるようにと、
オリオンを星座にしたのだといわれています。

どちらにせよ気の毒なオリオンですが、いずれの話にも自己を過信する者への
戒め的な教訓が横たわっています。

何やら説教めいた話だとも思いつつ、
見上げた空についオリオン座を確認してしまうのは、
その教訓がチラと私の頭をかすめるからでもあるのです。
「Early Spring」
2002年 12月 02日 (月) 14:50 | 編集
「Early Spring」
私達の業界では、冬物と春物との間にあたるこのシーズンを「うめはる」と呼びます。
元々は農業用語なのだそうですが、「梅春」と書き、桜よりもやや早い、
梅の花が咲く早春の頃の季節を指します。

四季の変わり目に、着ていく服のチョイスに困る経験はどなたもお持ちだと思います。
半袖にはまだ寒い感じのする新緑の頃や、まだまだ暑いけれど、
ビビットな夏色を着る気分ではないような日・・・。

出かける寸前まで迷ったり悩んだりしながら、それは端境期の恒例の儀式のようなものです。
ニュースなどで常套句として使われる、
「暦の上では春ですが・・・」などという言葉などではなく、
肌で感じる四季というものが確かにありますものね。

ちょうどこの記事を用意している時にお客様から、
店頭スタッフが「梅春」という言葉を使っていたが、どういう意味なのか、
とののご質問をいただきました。
※ご質問のメール、ありがとうございました。(^^)

良しに付け、悪しきに付け、舞台裏と表との境目があやふやになり、
洋服業界に限らず裏事情や符丁などが公に知れ渡ることも少なくありませんが、
「梅春」も本来は業界内部で使われる言葉。
私も入社するまでは耳にしたことのない単語でした。

でも、既存の言葉だけでは表現しきれない、
ともすればひとくくりですんでしまう季節に名前があるというのも素敵なこと、
四季の移ろいがグラデーションのように展開する日本の気候の隙間に、
必然的に呼び名が付いたのも無理からぬことではあります。
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