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七夕物語
2002年 06月 27日 (木) 16:37 | 編集
7月7日は、「七夕(たなばた)」ですね。

有名な仙台の七夕のように、地域によっては月遅れの8月8日に行事を行うところが多いようですが、昔から笹に願い事を書いた短冊を結び、「星祭り」を祝う光景は、
誰もが身近な体験として記憶にあるのではないでしょうか。

でも、肝心の織女と牽牛が、なぜ川をはさんで別れ々になり、
年に一度しか会うことがかなわなくなったのか?
このことをすっかり忘れていることに気がつきました。
私と同様に記憶がまだらになってしまった方のために(?)、
諸説はありますが代表的な七夕のストーリーをかいつまんで書いてみました。

昔々・・・。
天帝の娘で天の川のほとりに住む美しい「織女」は、父帝の言い付けをよく守り、
毎日熱心に機織に精を出していました。織女の織る布は見事な物で、
天帝も娘の働きぶりに大層満足していましたが、
仕事ばかりに没頭する年頃の娘を心配し、対岸に住む牛飼い「牽牛」と引き合わせました。

二人はたちまち恋に落ち、夢中になる余り自分の仕事をおろそかにし始めました。
その様子を見て怒った天帝は二人を天の川の両岸に引き離してしまいます。
しかし、嘆き悲しむ二人の様を哀れに思った天帝は、心を入れ替えることを条件に一年に一度、
7月7日の夜に会うことを許します。

でも、雨が降ってしまうと天の川の水が増水し、川を渡ることができません。
そんな時は川面を眺めて涙する二人のために、何羽ものカササギが飛んできて、
翼をせいいっぱい広げ橋渡しをするのです。

私はすっかり、「仕事をおろそかにしたがために引き離された」という部分を忘れ去り、
どういった経緯かは知らないが、とにかく大人の横暴によって引き起こされた悲しい物語、
と記憶していました。
今回、改めて調べると、どこか教訓めいた話しだったのですが、
どうりで自分の耳が痛い部分は都合よく記憶から抜け落ちていた訳です。

それはともかく、織女(織姫星)は琴座の一等星、ヴェガ。
牽牛(彦星)は鷲座の一等星アルタイルです。
カササギの役割にあたる白鳥座の一等星はデネブ。

夏の夜空を見上げると、ひときわ輝くこの3つの星が夏の大三角形を構成していますが、
旧歴の7月7日にあたる8月15日には、舟に例えられる半月、
「上弦の月」が天の川を横切り、舟人役として加わります。
伝承はあながち造り話しではなく、ほんとうに起きているかも・・・。
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