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あれから一年
2002年 09月 13日 (金) 19:47 | 編集
テレビ画面で映し出される追悼式を見て、
同時多発テロからもう一年経ったんだと思われた方も多いのではないでしょうか。

9月11日の追悼式典の冒頭でキルトを身に付けたバグパイプ隊が、
アイルランド民謡を演奏していました。

アメリカは移民の国で、その中でもアイルランド系移民は、
ある年の自国の飢饉をきっかけに急増し、今もマンハッタンにはその末裔が多く住むと聞きます。
酒飲みで乱暴者、だけど人が良く勇猛果敢で結束力の固いアイリッシュ達は、
海を渡ってやがて警官や消防士、政治家などの公職に就くことが多く、
特に消防士は子供達の憧れでもあり、親子3代消防士という家系も多いそうです。

舞台はシカゴですが、バッグドラフトという映画を観ると、
アイリッシュダンスや印象的なサウンドトラック(料理の鉄人でも使われていました)など、
色々なところでアイルランド文化が消防士達の日常に、
伝統として根付いていることが伝わってきます。

そういった背景があってのことだと思うと、
アメリカという国への理解が少し深まるかもしれません。

政治的なことはともかく、この日は亡くなったアメリカとアフガニスタンの、
多くの方々の冥福を祈らずにはいられません。


追記:
バグパイプはスコットランドのもので、アイルランドの場合は"イーリアン・パイプ"という
フイゴ式の物だと思います。
でも、式典のバグパイプ隊には両方混在していたようでした。
スコットランド人のルーツもヨーロッパ大陸からアイルランドに移動して来たケルト族であり、
文化に共通性があるのはそのためですが、ニュースではバグパイプで総称されていて、
アイルランド系が多いという消防・警察ですがそこまで厳密にしていないようです。

ケルト文化は妖精とファンタジー、そう、
「The Load Of The Rings」、指輪物語の根底にある文化です。
アイルランドやスコットランドには、アランニットやタータンチェックと、
ピンクハウスやカールヘルムのモチーフをたくさん見つけることができます。
この秋・冬にも色々なシーンで登場してきますので、またご紹介しますね。
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