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「Early Spring」
2002年 12月 02日 (月) 14:50 | 編集
「Early Spring」
私達の業界では、冬物と春物との間にあたるこのシーズンを「うめはる」と呼びます。
元々は農業用語なのだそうですが、「梅春」と書き、桜よりもやや早い、
梅の花が咲く早春の頃の季節を指します。

四季の変わり目に、着ていく服のチョイスに困る経験はどなたもお持ちだと思います。
半袖にはまだ寒い感じのする新緑の頃や、まだまだ暑いけれど、
ビビットな夏色を着る気分ではないような日・・・。

出かける寸前まで迷ったり悩んだりしながら、それは端境期の恒例の儀式のようなものです。
ニュースなどで常套句として使われる、
「暦の上では春ですが・・・」などという言葉などではなく、
肌で感じる四季というものが確かにありますものね。

ちょうどこの記事を用意している時にお客様から、
店頭スタッフが「梅春」という言葉を使っていたが、どういう意味なのか、
とののご質問をいただきました。
※ご質問のメール、ありがとうございました。(^^)

良しに付け、悪しきに付け、舞台裏と表との境目があやふやになり、
洋服業界に限らず裏事情や符丁などが公に知れ渡ることも少なくありませんが、
「梅春」も本来は業界内部で使われる言葉。
私も入社するまでは耳にしたことのない単語でした。

でも、既存の言葉だけでは表現しきれない、
ともすればひとくくりですんでしまう季節に名前があるというのも素敵なこと、
四季の移ろいがグラデーションのように展開する日本の気候の隙間に、
必然的に呼び名が付いたのも無理からぬことではあります。
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