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プレスからのお知らせです。
本社、引越しました。
2003年 10月 24日 (金) 12:26 | 編集
ピンクハウス本社の引越しが終わり、約3年ぶりに代官山に戻ってきました。
代官山はピンクハウスの原点であり、聖地とも言える場所。
かつてこの地でピンクハウスが歩み始めた時のように、
新しい社屋で心機一転、スタートです。


源氏物語などによく出てくる方違え(かたたがえ)とは、
目的地が禁忌(きんき・タブーの意)の方角に当たる場合に、
一旦、別の方角に居場所を移してから向かう風習のことを意味します。

昨今話題になっている陰陽道(おんみょうどう)に従い、災いを避け、
福を招き入れる手段として、平安時代以降、貴族を中心に盛んに行われました。

それは、今よりもっと天変地異や病が、
目に見えぬものの働きかけで起きると畏れられていた時代、
祟りに障らぬようにする為の大切な習慣だったに違いありません。
もっともそれを口実に、平安貴族は恋人を訪ねたり、
意に添わない来客を避けたりしていたようですから、都合良く使っていた面もあるようです。

ちなみに、源氏物語「帚木・ははきぎ」では、
源氏はその方違えで出向いた紀伊の守の屋敷(和歌山方面か?)で空蝉と居合わせます。
「帚木」は頭の中将・光源氏他二名の若き公達による女性談義、
そう、「雨夜の品定め」で有名な第二帖があるので、ご存知の方も多いかもしれません。

さて、なぜに”方違え”の話しなど、と思われるかもしれませんが、会社の引越し
作業でたくさんの荷物をまとめながら、ちらりと頭の中で風水的にはどうなんだろう、
などと考えているうちに、古典で出てきた方違えに考えが行き当たりました。

引越しは方違えと別のものですが、とは言え、
1000年経っても目に見えぬものへの畏怖心は根付いているようです。
できればその目に見えぬものと折り合って、できることなら力を借りて、
と思うのが人の常、でもその前に自分の心がけが大事なんですよね。
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