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クリスマス キャロル
2003年 12月 19日 (金) 13:51 | 編集
クリスマスが近くなると、読み返さないまでも毎年、
ディケンズの「クリスマスキャロル」を手に取ってしまいます。

作者であるチャールズ・ディケンズ(1812~1870)はイギリスのヴィクトリア時代の作家。
「二都物語」や「オリヴァー・ツイスト」、近年映画化になった「大いなる遺産」
(イーサン・ホーク、グィネス・パルトロウ主演)の原作者でもあります。

さて、物語の主役は守銭奴で人間嫌いの老人スクルージ。
クリスマスで周囲が互いのことを思いやる中にあっても、彼にとってはいつもと変わらず、
自分がいかに損をしないかということばかり考えている、そんな老人です。

小説の挿絵もやせぎすで狡猾そうに描かれていますが、
そんなスクルージの元に、かつての仕事仲間の男が鎖を引きずった幽霊の姿となって現れ、
「この鎖は自分の罪の重さであり、スクルージにも今の内に悔悛しないと
同じ運命が待っている」と告げます。
しかし、3人の幽霊に会えば、まだ間に合うかもしれないとも言い置きます。

はたして、幽霊は現れ、3人はスクルージにそれぞれ過去・現在・未来の彼の姿を見せて行きます。
過去では、かつて純真にクリスマスを祝っていた幼い自分を見、
そして現在、自分が冷たくあしらってきた使用人達が、
貧しいながらも、感謝の気持ちでクリスマスを迎えようとしている姿を見ます。
そして、未来の自分の姿を見てしまったスクルージは・・・。

と、ここまで書いて何ですが、
やはり一度は小説でも映画でもいいのでご覧になることをお勧めします。
この本を読むと、感謝の気持ちを、誰かに行動として表したくなることでしょう。きっと。

何かをきっかけに、自分の越し方、行く末を振り返るというのは、
洋の東西を問わず大切なことですが、そのきっかけがキリスト教圏だとクリスマスであり、
日本では大晦日だったりするのですね。

==-== お ま け =-==-==-==-==-==-==-=

姻戚関係の詳しいところは分からないのですが、
ドナルドダックのファミリーに「スクルージ」という名のおじさんがいるのです。
プロフィールが「世界一のお金持ちでドケチのアヒル」となっていますので、
ディケンズの「クリスマスキャロル」の「スクルージ」のアヒル版!?
たぶんそうでしょう。

そういえば昔、ディズニーのスクリーンセイバーの中に「スクルージ」があって、
設定すると、メガネをかけたスクルージが登場して、
その回りにゆっくりお金が飛び交っていたのですが、なるほど納得した訳です。

それでは、皆様、よいクリスマスを。
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