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無量大数
2005年 06月 28日 (火) 17:22 | 編集
六月は、結婚式などでお金を包む機会が多い月でありました。
毎回ハタと思うのは、包んだ金額を記入する時の”難しい方の”漢数字。
一ニ三では、容易に数字を書き換えられることから、音読みが同じ漢字を当てて使われ、
一般的には大字というのだそうです。

今でも改まった領収書などでは時折見かけるこの大字、
一、ニ、三を、壱、弐、参、と書くのは何となくお馴染み。
四、五、六、七、八、九、十はそれぞれ肆、伍、陸、漆、捌、玖、拾と表記しますが、
伍、拾以外はあまり目にする機会はありませんね。

以下、百は佰もしくは陌、千は仟もしくは阡、万は萬 と表記し、
それに旧字の円→圓をつければOKです。

百や千は別にややこしくしなくても不正はなさそうに思いますが、
一緒にややこしい表記になっています。

さて、漢数字に話を戻すと、一、十、百…の後は、億、兆、京、垓 … 載、極、
恒河沙、阿僧祇、那由他、不可思議、無量大数と美しい名前が続いて行きます。
響きからも分かるように、サンスクリット語を語源とした仏教思想に基いており、
実際に計るための単位というよりは、もの事の考え方、捉え方の単位という感じがします。
孫悟空がきん斗雲でひと飛びしても、
所詮、釈迦の掌の内に過ぎなかったというような。(ちょっと違うか。)

学生の時、無量大数の存在を知り、10の68乗(1に0が68個付く)という事を聞いて、
果てしないものを感じましたが、同じく悠久の「時間」を表す単位として、
劫という単位があるのを知りました。

縦横高さの一辺が7kmある城に芥子の粒を詰め、
それを百年に1粒取り除いて行ってもまだあり余る時間を言うそうで(この例えは諸説あります)、
芥子の粒は1mmに満たない大きさですから、それこそ気が遠くなるような時間という訳です。
永劫の劫はこれと同義ですが、はるか昔にそんな宇宙規模の発想があったことに驚きます。

なぜ、こんなところに行き着いたかというと、先日買ったおいしいと評判のパンに、
プチプチと芥子粒が付いていて、ふとそんな事を思い出したからなのでしたが、
まだまだ発想が小さいです。(-_-;)
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