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「星の王子さま」
2005年 10月 06日 (木) 17:40 | 編集
今年は「星の王子さま」の原作の、日本での著作権保護期間が2005年に1月に切れ、
同時に岩波書店が持っていた翻訳出版権も消滅したことで、
たくさんの新訳が出版されて話題になりました。

原作はサン=テグジュペリ、現題は「Le Petit Prince」なので、
直訳は「小さな王子」ということになりますが、
内藤濯(あろう)さんの訳本「星の王子さま」があまりにも秀逸な題名なだけに、
この題名を使用する場合は、断り書きを入れることになっているそうです。

もうひとつ、内藤さんの訳本の冒頭に出てくる、”うわばみ”(ヘビのこと)を、
皆さんがどうのように訳されるのか興味がありましたが、そのまま「うわばみ」だったり、
原作のboaを生かし「ボア」、あるいは「大蛇」だったりと様々でした。

「うわばみ」は巨大なヘビの俗称だそうですが(大酒呑みのことも指しますね)、
この素敵な訳のおかげで、他のたくさんの魅力的なキャラクター達を差し置いて、
「うわばみ」に一番心惹かれます。
しかし残念ながら、というか、やっぱり帽子にしか見えないせいか、
いわゆるキャラクターグッズとしてはあまり目にする機会がありません。

ところが、かつて50フラン札の肖像にサン=テグジュペリが登場した時に、
王子さまと一緒に「うわばみ」も印刷されているのを目にした時、
フランスのユニークなセンスに感激したものでした。
ユーロとなってしまった今は、もう流通していないのが残念ですが。

さて、その王子さまは、ある日大事に育てていた花と小さないさかいをした事をきっかけに、
広く見聞を求めて、自分の小さな星を出て行きます。
後にその花がバラであったことが分かります。
またしても、遠回りなアプローチですが、ピンクハウスの秋フェアのテーマはホワイトローズ。
なので、ふと王子さまの星に咲く、一輪のバラの事を思い出しました。

バラは古代エジプトの遺跡からも発掘されるほど、昔から愛され、咲き続け、
何万回と改良され、今日に至ります。
ピンクハウスでも幾度となく、使われるモチーフでありながら、
その都度、違った顔を見せてくれます。

今回のバラもとても美しく咲きました。
どうぞ店頭でご覧ください。
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