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ブランチにはシャンパンを。
2007年 05月 28日 (月) 13:37 | 編集
シャンパンの銘柄をAから順に並べて行くと、
Xの付くもの以外はすべてのアルファベットが揃うのだそうです。
…なんていう話を耳にするほど、シャンパンブームになりました。
今の季節、気持ち良く晴れた午後はシャンパン・ブランチがピッタリですが、
その前に豆知識を仕入れてみました。

少し前までは、ブーブ・クリコ、モエ・エ・シャンドン、ドン・ペリニョンなど、
限られた銘柄が市場を占めていたのが、昨今の流れとしては、
R・M(レコルタン・マニピュラン)と呼ばれる、小規模生産のシャンパンに注目が
集まっています。
これに対し、先に並べた大手シャンパンハウスはN・M(ネゴシアン・マニピュラン)と言い、
どちらもラベルの下に小さく、「R・M」、もしくは「N・M」と書かれています。

一時日本では、発砲ワイン全般の名称としてシャンパンが使われつつありましたが、
本来、シャンパンという呼び方は、
シャンパーニュ地方の特産である発砲性ワインに限った名称です。
イタリアではスプマンテ、スペインではカヴァ、
そして、一般の発泡性ワインはスパークリングワインと総称されます。

シャンパンには、葡萄は手摘みであることなど、厳しい製造過程の制約の他に、
製法そのものにも違いがあります。
シャンパーニュ地方は葡萄栽培の北限と言われ、そのため、糖度が低く、
酸味の強い葡萄がゆっくりと熟成される特性を持ちます。
ベースとなるワインは無発砲ですが、それを瓶に詰めた状態で寝かせ、ニ次発酵させます。

他のスパークリングワインは、大きなステンレスタンクで発酵させた後、
瓶に詰めるという製造方法が一般的です。華やかに立ち昇る泡は、
糖分と酵母を加えることにより発生する、炭酸ガスの気泡です。

そもそもシャンパンは、偶然の産物であったようです。
一説ですが、1694年にシャンパーニュ地方の僧侶が、
寒さのため発酵が途中で止まっていたワインに、
当時ではめずらしかったコルクの蓋をしたことで、瓶内でニ次発酵が起き、
逃げ場を失った炭酸ガスが、
ワインの中に溶け込んだことでシャンパンが生まれたと言われています。

さてその僧侶の名前は「ドン・ペリニョン」。
かの名高いシャンパンは彼の名前に由縁しているのです。
何と彼は盲目だったといいます。
それだけに、嗅覚が鋭かったのでは、とも伝えられています。

もうひとつ、黄色いラベルでおなじみの「ブーブ・クリコ」。
フランス語で「Veuve」は未亡人という意味。
つまりクリコ未亡人という名のシャンパンなのです。
実際に、1800年代の初頭、27歳で未亡人になった彼女は、
亡き夫の会社を引き継ぎ、世界的なシャンパン・ハウスに育て上げました。
画期的な方法で澱を取り除き、透明なシャンパンを作ったのも彼女です。

―――さて、長くなってしまいました。
個人的には、結婚式での乾杯用というイメージが強いお酒でしたが(笑)、
映画「プリティウーマン」の中で、
「イチゴを合わせるとシャンパンが引き立つ」というキザな会話を耳にしてから、
いつか実践してみたいと思いながら今日に至ります。
映画は1990年の作品ですから、もう17年も前!

たまに気取った会食の時には、お洒落にデザートもシャンパンで…と思って臨むのですが、
デザートに至る頃には、すでにしたたか酔ってしまっているのでした。
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